帷子川書房日誌

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Visual Studio 2022 でスタートアップオブジェクト設定が消えていく怪現象が発生

スタートアップオブジェクトの設定を変更しようとすると選択肢がどんどん消えていく現象が発生しました。
結論から言うと、根本的には未解決ですがバージョンダウンで対処しています。


Visual Studio 2022 を使っていて、プロジェクトを読み込んでデバッグ後にスタートアップオブジェクトを変更してビルドしようとしたところ、本来あるはずのスタートアップオブジェクトが選べなくなってました。
以前は出来ていたのに…?あれ…?と思って引き継いだコードだったので旧環境のVS2019で読ませたところ正常。

これがVS2019(正常)


こっちがVS2022(異常)


Programのmainからスタートする普段のプログラムなら問題ないけど、Windowsサービスとかだとここを変更する必要があるので大問題。
vsprojとかslnとかを見たりいじったりしても解決せず。追加してもどんどん消えてく。

困ってツイートに投げたのがこれ。


とりあえずしばらくVS2019で開発を続行してたら、ある日リプがついてそこからやりとりが。(上記のツリー参照)
調べる中でバージョン指定でVisualStudioをインストールする方法を発見。

docs.microsoft.com

ここからバージョン指定でセットアップのEXEを落とすといけるらしい。
他でも発生していることで、こりゃ自分(だけ)の環境の問題じゃなくてVSの問題っぽいから時間かかりそうだぞと思ってなんとか時間を作って試してみた次第。
入っていたVS2022 (17.3.0) でダメだったので、まずは17.0.13 をインストールしてみる。

成功パターン。
これこれ。想定通り。これがやりたかった。
ならばと一度アンインストールして、17.2.7 をインストールしてみる。

アウトぉー。症状発生。ダメですね。

17.3.1もダメらしいという話を聞いたので、とりあえずわかったことは17.0系なら大丈夫そう。
ってことで「Evergreen ブートストラップ Fall 2021 LTSC」をインストールしなおして現状。
文字にするとこの程度だけどいちいちアンインストール→インストールがあるので時間はかかったんすよねこの検証作業。
12.2から発生してるってことは結構長い時間解決してない問題っぽいし割とイヤンな感じ。
とりあえずしばらくは LTSC 17.0 で様子を見ます。