帷子川書房日誌

興味がいろんなことに散らかってる人のブログ。

メカニカルテンキーの軸の植替えをした(Cherry黒軸→Gateronクリア軸メインに混在)

カニカルテンキーの軸の植替えをしはじめました

黒軸は重かった。
触ってわかるのが打鍵感、触らないとわからないのが打鍵感。

以前、アーキサイトのProgresTouch RETRO NPadのCherry黒軸モデルが安かったので買ったところ重すぎて使えなかったのですぐにCherry赤軸で買い直したことがあります。
赤軸は常用して黒軸はそのまま寝かせていたのですが使わないのももったいないということでカミさんに触らせてみたところ、逆に赤軸のほうを取られそうになったのでさらにMagicForceのGateron赤軸テンキーを買い足しました。


そんな中、Gateron白軸というCherry赤軸よりも軽いキースイッチがあるのを知って使いたくなったのでいっちょやってみようかと。
ここまで書いている時点ではまだ成功か失敗か決定しておりません。

まずは外観。重さもあってしっかりとした作りです。

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左が今回作業対象の黒軸。右が赤軸。赤軸は1キーだけクリアに替えてあります。

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裏面のシールを剥がすとネジが出てくるのでまずはこれを外します。保証期限はとっくに過ぎているのでえいやっと。

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上下4箇所のツメを外すと底蓋がとれます。ミネシマのヘラセットを使いましたが薄いのでは太刀打ちできなかったので厚めので。
カードタイプスパッジャーことそこらへんで配ってるポイントカードでもいけたと思います。

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ガワを外したらケーブルを丁寧に外します。焦らない焦らない。

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外すとこんな。開けて気づいた鉄板マウント。丁寧な作りです(多分)。

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基板。ここのハンダを吸い取ればいいやとか思ってたものの実際は鉄板からもスイッチを外さないとならない。

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ハンダを吸い取ったあとは20個のキーを地道に外していくだけ。…慣れないのもあって3~4時間かかりました。疲れた…。
キースイッチリムーバーを持ってないので、百均の松毛抜きを買ってきて外しました。

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無事外れました。
1つ残っているのはLED搭載のNUMキーですが、普段は特に押すこともないのとLEDつきのスイッチが手元に無いのでここは黒軸のままでいいです。

ここまで外れたのを確認してスイッチ購入。メインに植えたいGateronクリア軸を中心に遊舎工房でいろいろ。

==== 場面転換 ====

さて、注文したスイッチが来たのでどのキーにどれを割り当てるか仮置きから。

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こんな感じで行きたい。
よく使うキーはGateronクリア軸、キーの感触も試したいのでGateron赤軸・同茶軸・KailhBOX赤軸・同茶軸を配置。

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Gateronは足をニッパーで切ってから設置。プレートにカッチリとハマりました。

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あとは基板側をハンダ付けしてからガワに仮置き。この時点でUSBで繋いで全キーを認識したので勝利を確信。

組み立ててキーキャップを戻して…

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見た目は作業前と同じ。

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なんの変哲もありません。

さて実際に使ってみると、かなり軽く押せる。さすが35g軸。
軽いのが好きなのでだいぶ楽になりました。これでしばらく使ってみます。

実はここでクリア軸の軽さが良い感じだったのでそのあたりはJISplitの軸選定に影響しています。むしろそのための事前調査的な。