かなり前に友人からジャンクのGBAを譲ってもらったのでそれの液晶交換をしたいなーと思ったりしていました。
なんでGBAかというと、SPとくらべて折りたたみ部分がないため難易度が低めなのと、GBもGBCも動くので使えるソフトウェアのプールが広いからです。
いいですよねGBC。世代なのもあって好きなのです。中古だとゲームも安いので発掘の楽しみもある。
これは本体が最終的にこうなる物語。
改造対象はこれ。ミルキーがGBAっぽくていいですね。
バックライトがないため、いま見るとかなり暗いです。
はじめはいろいろ事前調査で相場を調べたりこちらのサイトを熟読したり。
ゲームボーイのカスタムパーツを海外から購入する - 酢ろぐ!
blog.ch3cooh.jp
ここを見て Handheld Legend から買おうかとアカウントまで作ったのですが、どうにもこうにも欲しいシェルがない。
そんな中、GBCの話で さくさん先生からアリエクのアドバイスを貰ったりして再検討。
物色していたところ FUNNYPLAYIN RETROPIXEL Store ってところがよさげで交換パーツ一式のセット販売をしていたのでそこで買うことにしました。
6,200円くらい。
結果的にケースが液晶にフィットする構造だったのでここのセットで大正解でした。
2/19に注文して3/9に荷物が到着。おおよそ3週間です。
外観。意外に小さい。
FunnyPlayingの梱包テープが良いですね。
黒いケースが入っていて中身はこんな。液晶と基板の精密機器類。あと液晶の裏に入れるスポンジもこの中でした。
買ったのはいわゆる「v2」と呼ばれるやつです。
外装一式はこちら。ボタンもネジもあるので安心。
「使用前にテストしろよ」と注意書きのある基板。
ここでGBAをバラしての本体側基板と液晶を接続したところ無事に表示されたので一安心。かなりテンションあがる。
パーツを仮組みしていて気づいたのですが、このセットのシェルと液晶の組合せだとシェル側に出っ張りがあるので液晶の位置合わせが不要でした。
汎用シェルを使うと削ったり棒を入れたりでの位置合わせが必要らしかったので心配していただけにこれは嬉しい仕様。
もう置くだけで位置合わせ完了でした。めちゃいい。
今度はリード線のはんだ付けです。このリード線はなくてもいいのですが、接続するとキーの組合せで輝度調整が出来るのでせっかくなので付けます。
これ自体はそんなに難しくないのですが、最後にシェルを閉じるときにケースがリード線を噛んでしまって何度かやり直しましたのでケーブルルーティングには気をつけて下さい。
あとは慎重に戻して完成です。戻すついでに接点復活剤を噴いて調子を整えていきます。
完成後の起動はこちら。
めちゃ明るい。見やすい。なんだこれすごい。
ケースの色も落ち着いていて(?)いい感じです。かっこいい。
比べてみると一目瞭然。
部屋を暗くしてもこんな。
画面が大きくなったり液晶の性能が上がった分、ドットも目立つようになりました。これもまた良い感じです。
GBAってドット絵の2Dゲーが多くて心が和みますよね。
そんじゃGBCはというと、こちらもハッキリクッキリめちゃキレイ。
総じて満足度高い結果となりました。作業時間はトータルで2時間強くらい。大きな問題なく終わってよかった。
次はGBASPかGBCあたりに行きたいです(願望)。