帷子川書房日誌

興味がいろんなことに散らかってる人のブログ。

ニューファミコンのリセットボタンを修理したりした

ニューファミコンとかNEWファミコンとかAV対応ファミコンとかいまいち名称のデファクトスタンダードがわからないですが要は灰色いアイツです。
電源投入確認済ということで中古で買ったところ、コントローラーの効きが悪いのとリセットボタンの反応が悪いというような個体でした。
ゲームはちゃんとできたし拡張端子にこれまたジャンクのホリコマンダーを繋いだら問題なく使えたのであんま困っていませんでしたが、最近特に稼働率が上がってきたのでまとめて修理したいなーと思い立った次第。


まずは現調。現調大事。
任天堂ネジ(正式名称を知らない)用ドライバーでネジを外すと簡単に開きます。便利。
リセットボタンを見ると馴染みのある感じのデザイン。そこにはALPSの刻印。ALPSリニアスイッチでした。

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リセットボタン (ALPS軸)


余ってるALPS(or互換)軸は探せば出てくるけどはんだ付けが面倒なのとリスクが大きいので、購入したのがこのコンタクトスプレー。
ロジクールトラックボールM570(t)のチャタリング修理でもお馴染みということで安心。

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コンタクトスプレー


これを可動軸の周囲から内部に入るようにシュッと噴いてスイッチに馴染ませて。
しばらく放置して乾燥したあたりで電源ON。リセットボタンが見違えるように快適に。
いままでは5回強めに押したら1回リセットされるくらいだったのが、確率100%でリセットされるようになりました。めでたしめでたし。